カシオワード文書FD(旧タイプ2DD)の修復
―フォルダー構造に立ち入った修復の例―

  作業No.1026 詳細情報
症状 リッチテキストコンバータで開こうとすると、何のファイルであるかから分からず、「ディスク内容が異常です」とはねられる。
対応  
1. バックアップFDを作成する。 Magic Copy でコピーしながら、フォーマット情報を見る。00-0がクラッシュ、その他内部にも読めないトラックが散在。形式情報はNumber:8,Length:2,Density:D。これはきわめて珍しくてめったに見ないものです。リッチテキストコンバータでは「カシオワード・旧タイプ2DD」が唯一この形式です。
2. リッチテキストコンバータのディスク初期化ででカシオワード旧タイプ 2DDのFDを作成。
3. MS-Wordでハードディスクに半角スペース80字/行×15行の文書を名前00.txt・・・99.txtとして100個作成。これを手順2のカシオFDに変換収容する。
4.
Magic Copy で不良個所をパッチする

複写元手順3のFD、複写先1でできた複写FD
00-0にFAT、00-1にはディレクトリ情報があるらしい。
5. 4で出来たFDをリッチテキストコンバータで開いてみる きれいに開くもの、タイトルとは別の文書が開くもの、空文書が開くもの、ファイルタイプが違うと出るもの、参照できないもの、トラブルを起こすもの等あり。大きなファイルはだめなようです。
6. 使える文書だけを空のカシオワードフロッピーに複写する。 リッチテキストコンバータには複写機能あり。

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