| 作業No.30XXX | 詳細情報 | |||||
| 症状 | 印刷しようとしたら、フロッピィディスクが不良と表示されて、修復もできない。変換もできない。 | 1.25MB OASYS300A文書形式 シャッターを開くと傷が見える。 |
||||
| 対応 | ||||||
| 1. | FD内部に傷付きの原因の異物や削りかすが残っている恐れがあるので、シェルを開いて磁気円盤を取り出し、水で洗浄、不織布で水気を取る。 磁性体が渦巻き状に削り取られている裏表のキズは全く同じパターンの鏡像に見える。キズは一番外側では同心円だが、そこから渦巻きが中心に近づいてまた外に向かっているので、最も内側では同心円ではない。スパイラルということは全てのトラックにキズがついているのではないかと暗澹とした気分になる。 左の写真はコントラストを上げているので中心の金具が無いように見えるが、付いています。右側の写真は反射の加減でまだら模様になってしまったが、肉眼では真っ黒です。
|
|||||
| 2. | 内部に汚れのない空のシェルにメディアを装填して、FD全体のコピーを採りながら、不良セクターをチェックする。 [以下は詳細事項] 複写先FDは予めOASYS300A形式に初期化しておく。 DSKCPYでは読取りエラーのセクターはスキップされるので、先に初期化したセクターが残る。データエラーの場合はエラーのまま複写される。 ダミーの1.25MBのMS-DOS形式のFDでマスター側を認識させてから、不良原本と入替える。次にスレーブ側も同様にMS-DOSで認識させ、OASYS文書に入替える。(これは他のページに書いた覚えがあります。) OASYSの最初のシリンダはMS-DOSとは異なるので、裏表16セクターはエラーとなる。 読取りによりキズが拡大する恐れがある。DSKCPYでは読取り、複写、ベリファイが6分割されるので、最後のブロックから試す。今回は�E�Dと試して、大丈夫なようなので、�@�A�B�Cと実行した。 時々、特に連続してエラーが出た後はマスター側をクリーニングディスクにしてヘッドをきれいにする。当然エラーになるが、再試行で続けられる。 |
データエラー又はシークエラーの個所は以下の通り: �@96〜103, 112,113, 129, 146, 162, 194, 210 �A226, 259, 275, 291, 307, 323, 339, 356, 372, 388, 397, 404, 420 �B429, 436, 446, 469, 478, 485, 494, 501, 517, 533, 559, 566, 575, 582, 591, 598, 607, 614, 623, 630 �C639, 646, 663, 679, 695, 711, 727, 728, 743, 744, 760, 776, 792, 825, 832, 841, 848 �D857, 864, 873, 880, 889, 905, 912, 922, 938, 945, 954, 961, 970, 977, 986, 993, 1002, 1009, 1019, 1035, 1042, 1051, 1058 �E1065〜1074, 1083, 1090, 1099, 1106, 1132, 1139, 1148, 1155, 1164, 1171, 1180, 1187, 1196, 1198, 1203, 1212, 1219, 1229(^^;)。 300A文書では最初のシリンダ(00)は共通管理データなので、もし壊れていても正常なFDからコピーすればOK。 インデックス部はシリンダNo.01,02にあるので、今回は無事。もし壊れていても300A形式では蓄積文書部に文書名や形式データが保存されているので、復元が可能。 |
||||
| 3. | OASYSの補助メニューの「フロッピィ文書修復」にかける。 | 修復結果文書を調べると、長い文書では1〜数個所、3行〜8行のバイナリ記号に文字化けした行があったが、正常な部分が大部分であり、無傷の短い文書もあった。 空白の文書フロッピィは残り7872行と表示されるが、この時点で残りは3112行であり、復活した文書量は4760行分となる。 |
||||
| 4. | 復活した文書に文字化け部分があるので、OASYS
FILE MANAGERの削除文書の救出を試みる。 |
削除文書にはすべてヘッダーがあり、元の形式で復活し、やはり同程度の文字化け行があるものの、幸運なことに内容は更新前の文書であった。突合せ作業をすれば、文字化けした部分をかなりもどすことができる筈だ。削除文書の復活量は2650行分であり、先の救出分と合わせると7410行となり、殆どFD全体を使用していたものと判断された。 |
||||
| 5. | 教訓としては、見た目以上にデータは残っているものだということ。 |
|||||
| 使用ツール:DSKCPY, OASYS FILE MANAGER | ||||||
⇒|全体のTOP