トラブル発生 ーその時ー

やってはいけないこと。やらなければいけないこと


福澤商店:Tel. 03-6276-1052
 
 
ハードディスクドライブ

・HDDが回転しているのに起動しない時やフリーズする時、パワースイッチを何度もON-OFFしない


異常音がしたら、
電源を遮断する。



誤フォーマット誤削除などに気が付いたら、
即電源を遮断して止める


開かないフォルダなど出たら、スキャンディスクやチェックディスクをしない



ハードディスクを振ったり、たたいたり分解したりしない。

・水害や火災でHDDが内部まで濡れた場合乾かさない。


通電するだけで状態が悪化することがあります。回転しているのに起動しないのはプログラムの損傷の可能性が大です。何度も試さないことが大事です。


・使用中に異常音が発生したら、ヘッドが当たっている可能性大です。即電源を切ってください。スウィッチが効かない場合は電源ケーブルを引き抜いて止めます。 


実行を押した瞬間に間違いに気づいても、機械が止まるまで見ていてはダメ。迅速に電源を遮断してください。

・フォルダやファイルが開かない原因として不良セクターが発生している場合、これをするとかえって状態が悪化した例が多いです。(スキャンディスクやチェックディスクのデフラグはファイルの断片化で、反応が遅くなったときに使います。)

・ハーディスクは超精密機械なので、衝撃を与えたり、ホコリが入ると簡単に故障します。最近は高密度化のために一層繊細になっています。

・乾いて中で汚れがディスクにこびり付かないように、濡れ布巾で包んで、救出会社に出してください。
★ハードディスクにかぎらず、データ消失の危機に直面すると人はだれでも焦るものです。それゆえ殊更、冷静に対処する心構えがなにより大切です。 
大事なことは状態をこれ以上悪化させないこと
それには、電源を切って、救出業者に連絡するのが一番です。

   データ救出のご案内
   
    ☎03-3375-5824
フロッピーディスク

異常音がしたら、
即排出ボタンを押して出す。

何度もキズつき事故を起こしたドライブは
ヘッドクリーニングする。


誤フォーマット誤削除などに気が付いたら、
即排出ボタンを押して出す。

・メッセージが出ても、フォーマットはしない。
 

・いつもより大きな音がする場合、キズがついている可能性大です。即排出してください。

・キズつき事故の後の装置の中はディスクの削りかすが四散していて、何度も同じ事故を起こし勝ちです。ヘッドクリーニングをしてください。


初期化中でも排出ボタンは効くので、輩出してください。

・FDをフォーマットすると全てのデータが消えてしまいます。「フォーマットが必要です。」と表示されても、やてはいけません。
 
CD/DVD

水没したら、
なるべく早く引き上げて、乾かす

・キズはラベル面から入るキズが危険です。
 
・濡れたままにしておくと、データ層がフヤケテ簡単に脱落します。データ層は印刷でできています。

銀色の読み書き側の保護層は厚いので、少々のキズは修復可能ですが、ラベル側は非常に薄く、ラベル層の下にデータ層が接しているので、こちら側にキズが付くと簡単にデータが壊れて、復元不能になります。(ラベル側にキズ付けないように気をつけること)。
 
(Automax社の説明書より拝借)
NAS/RAID

リビルドは状態を悪化させる可能性があります。RAIDがくずれたら、なにもしないで復旧業者に依頼しましょう。





・内部のHDDの順番を
入れ替えてはいけません。電源を入れるたびにRAID構造データが書き換わります。
 

・よくある事例は、内部の4台のHDDの1台にエラーが表示されたので、それを新しいHDDに入れ替えて、リビルド中に、また1台エラーになって、復旧できなくなるパターンです。このパターンでは1台目のエラーの時に、残り3台のデグレードモードから即データを救出してしまうのが定石。その後、HDDを取り換えてフォーマットし直します。


・これは当然ですね。
 

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